うつ病のきっかけとなりうる出来事

●家族やペットの死、親しい人との別れ、失恋、受験の失敗

●昇進、配置転換、転職、転勤、退職、過労

●結婚、離婚、妊娠、出産、子供の自立

●引越しや新築

●倒産、多額の借金、リストラ、失業など経済的な問題

●事件・災害などによる心理的なショックなど

                   ごらんのように、うつ病のきっかけとなるのは必ずしも本人にとってショックな出来事とは限りません。引っ越しや新築、結婚など人生における一見幸せそうなイベントでうつ病にかかる人もいることがわかります。 将来にわたる責任や、漠然とした不安などもうつ病の要因になりえます。

うつ病の治療

まず最初に患者が自ずと自分がうつ病にかかっていることを受け止めることから始まります。うつ病は、治療を受ければ必ず治る病気で、適切な治療を早期に行えば、一般的に、6カ月から1年ほどで回復してきます。治療の基本は、薬物療法と十分な休息をとることです。そしてその原因と考えられる過労や、過度なストレスから患者さんを時間的にも物理的にも遠ざける必要があります。職場が原因なら、職場から離れて休養することになります。しばらくの間は何も考えずに、ゆっくりと休息をとることが、治療の大前提となります。その上で、うつ病の原因が何なのかを医師とともに話し合いながら治療が進められます。医師は患者さんの症状にあわせた治療を行っていくことになります。うつ病の治療には薬を使った治療、考え方やものの見方を少し変えてみる認知行動療法や電気痙攣療法などがあります。これらを組み合わせて治療を行うこともありますが、一般的には薬を使った治療で「抗うつ薬」が使われます。従来は、抗うつ薬の種類も少なく、副作用の頻度も高く、選択の幅が狭かったのでが、現在では三環系・四環系抗うつ薬、SSRI、SNRI、NaSSAなど各種あり、重症度や症状に合せて処方されます。

薬物療法

うつ病の治療には抗うつ薬が中心的に使われます。抗うつ薬は、治療に使い始められてからこの40年間で目覚しく進歩しています。最初に開発された三環系・四環系と呼ばれる抗うつ薬から、研究開発が重ねられ、現在では副作用が少ないSRI・SNRIというタイプの抗うつ薬が登場しています。しかし、抗うつ薬は飲んですぐに効果が出るわけではなく、毎日飲み続けて1週間、2週間と時間をかけて効果が発現するものです。治療効果のピークは8週間目ぐらいになるため、それまでは、無理をせずに仕事を減らしたり、休養したりと脳や体の疲れをいやしれをいやし、エネルギーの消耗を防ぐ必要ががあります。薬を飲みな がら無理をして働いていたのでは、いくら良い薬でも充分な効果をあげられません。

続きは次回に!

 

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